ようやくコロナ禍が明け、以前と同じように医大祭が開催できるようになったことをうれしく思います。昨年は医大祭も50周年を迎えましたが、これからまた皆さんの創意工夫で新しい試みをしながら医大祭をさらに楽しく、有意義な「お祭り」に発展させて欲しいと思います。
市民の皆様へ。今回の医大祭では、市民の皆様にもっと楽しんでいただくことを目指していると聞いています。本学は旭川の地に1973年11月5日に誕生し、旭川市民の皆様そして近隣の道北・道東の市町村の皆様方に育てていただきました。私は本学の6期生ですが、地域の皆様に良くしていただいたことに対して言葉に尽くせないほどの恩義を感じております。これまで私たちがお世話になった無数の方々に直接恩をお返しすることは難しいですが、本学はこれからも将来にわたり皆様方に安心・安全で最高レベルの医療をお届けすること、そして今後の医療を担う、優秀で、心優しく、頼もしい医師、看護師を育成することで地域に貢献していきたいと思っております。皆様には今後も本学と本学学生を温かく見守っていただくよう心からお願いいたします。
学生の皆さんへ。大学は学生の自主性を尊重すべき教育の場です。私は皆さんを信じることから始めます。そうでなければ将来を託すことができる本物の人材を養成することはできないと考えるからです。日本だけでなく世界も次第に窮屈な時代を迎えつつあるように感じられますが、皆さんには萎縮することなく、伸び伸びと成長して欲しいと願っています。お祭りは非日常を楽しむものです。社会的規範と皆さんが決めたルールを守り、市民の皆様と医大生が集い、交流しながら、思い出に残る3日間にしてください。医大祭の成功を心からお祈りします。
本学医学部医学科同窓会を代表し、2025 年度医大祭の開催をお祝い申し上げますとともに心から応援いたします。本同窓会は最初の本学卒業生が誕生した 1979 年に設立され、今では正会員約 5,100 人、学生会員、特別会員を加えると、総計5800 名余りの組織となっております。現在、学生会員の皆様へのご支援として、この医大祭をはじめ、各種部活動や医師国家試験受験への経済的支援、道外研修施設へのマッチング支援などを実施しております。今後は皆様のニーズをふまえ、更に拡充していくことを計画しております。
全道各地にいらっしゃる同窓の先輩達は、医師として社会に出てからも大変頼りになる存在です。学生時代からの同窓会コミュニケーションは、本学のみならずご自身の将来にも大きな意味を持ちます。医大祭は学生時代の大切で忘れることのできない想い出であるとともに、同窓生を含めた多くの方々とのコミュニケーションの場となります。この医大祭が、皆様の大きな飛躍の一助となりますよう心から祈念しております。
医大祭の開催おめでとうございます。
看護学科同窓会は、1996 年に設置され本年で 26 期生を迎えました。4半世紀が経過し、2 年後には30周年を迎えます。今後は、看護学科とともに記念式典、記念フォーラム等の開催も予定しています。数多くの在学生に参加していただき、先輩たちとの交流を深めていただければ幸いです。昨年度は看護学科同窓会のホームページをリニューアルいたしました。ぜひ、覗いていただけると幸いです。
今年も、医大祭ならではの講演会、公開講座、医学展、盛りだくさんの内容となることでしょう。また、模擬店、コンサート、花火など、私も楽しみです。
医大祭が、大学生活の良き思い出となるとともに、子どもたちの夢や地域の皆さまの活力となりますように、盛会をお祈りしております。
ご来場の皆様、お越しいただき誠にありがとうございます。医大祭テーマは「医心同体」です。医心同体とは、学生が一丸となって医大祭の企画、開催を行い、大学関係者の皆様や外部の機関の皆様の協力を経て、医大祭を通じて地域の皆様と我々学生がつながることを目指すテーマです。西川学長と学生支援課の皆様には最後まで学生の主体性を重んじていただき、たくさんの助言とご支援をありがとうございました。また開催にあたりまして、医学科・看護学科同窓会をはじめ市内の企業、医院など、たくさんの方々にご協力いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本年度の医大祭ですが、学生団体によるステージ発表・模擬店・医学展・その他展示会はもちろん、東京大学医学部医学科を卒業され、現在は宇宙医学の発展に携わりながらながら医師としてご活躍中の石橋拓真さんの講演会、地元市民によるフリーマーケット、農家の方と協力して販売する青空市、医大病院で臨床の最前線に立たれる2名の先生による公開講座、夜には花火も行われます。さらに、キッチンカー誘致や、我々大学生には馴染み深く、子どもにも大人気の芸人さん「ゴー☆ジャス」・「Yes!アキト」によるお笑いライブ、ロビーコンサートなど企画が盛りだくさんです。
7日(土)に行われる講演会には、2024年に東京大学医学部医学科を卒業され現在は現役の研修医としてご活躍中の石橋拓真さんを講師としてお招きします。現在は研修医として活躍する一方、宇宙飛行士を志しておられ、宇宙医学の教育・産官学連携で活躍しておられます。宇宙医学コミュニティを設立し、JAXAとの連携や一般社団法人の設立に携わるなど、若くして多岐にわたる功績を残しています。国際的な活動にも参加し、宇宙医学の発展に貢献されています。今回は「宇宙へ、開く医学の扉」というテーマでご講演を行なっていただきます。是非ご参加ください。
8日(日)には、体育館でお笑いライブが開催されます。今年は「ゴー☆ジャス」「Yes!アキト」の2組の芸人さんをお呼びすることができました。芸人さんを生で見ることができる貴重な機会です。この機会に是非お立ち寄りください。また、同日には公開講座として本学寄生虫学講座の伴戸寛徳先生による講義を行なっていただきます。「見えない敵から身を守る!〜感染症の基本と身近に潜む寄生虫の世界〜」をテーマに感染症とは何か、そして食品を通じて感染する寄生虫の話など、身近な題材で講義を行なっていただきます。こちらも是非ご参加ください。
その他にも数多くの催し物がございます。ぜひ足をお運び頂き、51周年度旭川医科大学医大祭をお楽しみください。